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5月末からの激動の1ヶ月間を宮島永太良が語った!

2024年5月25日(土)、日本大通りで開催された「tvkかながわMIRAIストリート2024」に始まりに約1ヶ月間に6つのイベントに臨んだ宮島永太良が東奔西走した日々を振り返った。

 
 
 

1. tvkかながわMIRAIストリート2024 
開催日:5月25日(土)〜26日(日) 開催地:日本大通り/横浜
「かながわMIRAIストリート2024」以前にマルタの朗読をしたことはありましたが、実際子どもたちがいる前では5月25日(土)26日(日)の両日、初めて読み聞かせを行いました。屋外イベントだったので子どもたちの反応を見たかったのですが、子どもたちより年齢が上のアニメファンのギャルが熱心に聴いていてくれたのが、とても印象的でした。あと当日ではありませんが、リハーサル時にtvkアナウンサーの代役でマルタの声をできたのも良い経験になりました。機会があれば、また読み聞かせはやってみたいですね。

 
 
 

2. 宮島永太良 さがしもの展
開催日:5月28日(火)〜6月2日(日) 会場:同時代ギャラリー/京都
画廊への搬入の関係で5月26日(日)に横浜での出番を終え、日本大通りから京都に向かいました。その際、横浜の読み聞かせで使った紙芝居も展示作品として、そのまま持参しました。会期は6日間でしたが、ギャラリーのあるビルが印象的なので多くの方々が注目、また京都が国際的観光地ということもあり、若い日本人カップルからアジア系、欧米系、中東系まで様々な国の方々がファミリーで観に来てくれ、私の個展を楽しんでくれました。その様子を垣間見ていると「まちがいさがし」「おんなじさがし」は国境を越えることを実感。私とマルタを知っていただく良い機会になりました。
加えて日頃会えない関西在住の出水翼さんや服部憲明さんらの顔を見ることもできたし、空いた時間には琵琶湖方面に足を伸ばしました。にしても、18年前に京都で個展をしているのですが、その時のことを考え、時を経て変化するものとしないものを見た気がしたのが妙に感懐深かったです。

 
 
 

3. 医療とアートの学校
開催日:6月8日(土)〜9日(日) 会場:アクトシティ浜松Cゾーン
一般財団法人「健康とアートを結ぶ会」として今年の花まつりに出展したアーティスト18名の作品を展示し、3年連続で「医療とアートの学校」に出展しました。前回に比べて個別のスペースが減り、かなり人口密度が高いイベントになりましたが、昨年の名古屋同様、多くの医療関係者が当財団に興味を持ってくれたのには手応えを感じました。
余談ですが、「浜松のうなぎ」という個展を2008年にもしたことがあり、今回の開催地の浜松とは縁があると思っています。で、「医療とアートの学校」を終えた翌朝、浜名湖まで一人で行ってみたのですが、思ったより静かで驚くと同時に「浜松のうなぎ」に描いた二人の登場人物で共にお会いしたこともある名優の緒方拳さんと多々良純さんを思い出してしまいました。

 
 
 

4. 語りの会
開催日:6月16日(日) 会場:喫茶・自然食・木苺/松戸
旧知の役者で語り手の山口晶代さんが主宰する「語りの会」で、私の著書「妙な絵物語」を教材として使用され、そのうちの二編「Tの一人旅」「それは本当ですか」が語られるというので新松戸にある会場に向かいました。注目したのは、かつて山口さんもてるてる坊主の扮装をして語ってくれた「Tの一人旅」、今回も同じスタイルを継承した平野夏那子さんが語ってくれました。それにしても2008年に出した本なのに今も活かしてくれているのは嬉しく思い、私としては過去と現在と未来が入り混じっている感じを受けました。あと山口さんが「かわいそうなぞう」を語った時は、役になりきる彼女の凄さを感じました。ちなみに6月末のサブウェイギャラリーM の物語トークでは、私が新作「魔法のてるてる坊主」を読みました(笑)。

 
 
 

5. 第2回 健康をめざすアート公募展
開催日:6月19日(水)〜23日(日) 会場:The Artcomplex Center of Tokyo/東京
公募展も2回目になると、様々な面で関係性が深くなったのを感じます。応募者もこちらの予想とは違い、必ずしも健康でない状態から応募された方々がいるのを前回より強く認識。そこから、この公募展は単色ではなく多色で色々な思いが錯綜していること、これからの「健康とアート」に新たな方向性と可能性があるのを示している気がし、来年以降も開催し続けなくてはと思い至りました。と同時に応募作品を画集にできたらなとも思案しています。加えて公募展に私は作品は出展していないのにとても充実感を得られました。

 
 
 

6. 宮島永太良 さがしもの展
開催日:6月25日(火)〜6月30日(日) 会場:サブウェイギャラリーM/京都
京都の同時代ギャラリーとほぼ同じ作品を展示、毎日在廊しました。6月29日(土)には、紙芝居に入れ込んだ時期だったので子育て支援の「ママニエ〜ル」を主宰する佐藤亜希さんと特別イベント「物語トーク」を行いました。そして、当日にはtvkの番組やコンサート「生きる」で、長年マルタの声を担当している西原さおりさんも訪れ素敵な感想をいただいたのがとても感慨深かったです。

 

「忙しくて気が気じゃなく、7月に入って落ち着けると思いました。でも、5月から6月にかけてのイベント、自分の個展、公募展、様々なことがありましたが、実はバラバラではなく全てが繋がっていることを実感できた1ヶ月間で、とても充実していました」と言って宮島永太良は微笑んだが、8月には伊勢原・風海での個展が控えている。

 
 
 
 
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