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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「シモン ミラニモポの美的考察」第17回

◇シモン ミラニモポ さん プロフィール
アーティスト
1960年:熊本県熊本市生まれ 横浜在住 
1983年:和光大学人文学部芸術学科卒業
Meets Art Clubメンバー 、アートと健康を結ぶ会 協力作家
☆主な活動歴
1988年:銀座ギャラリー・オカベで初個展 
*以後、個展、グループ展多数参加 
1998年:新潟県(株)福田組「感動創造美術展」で優秀賞を受賞
2022年:「健康をめざすアート展T」「健康をめざすアート展U」に出展
2022年:第29回「ラポール美術展」に出展
2023年:#芸術交差点Crossing Art Yokohama 2023に出展
2023年:第30回「ラポール美術展」に出展
2023年:「健康をめざすアート展」宮島永太良との二人展
2023〜2024年:個展「不条理と明晰性の間で…」cafeツムギ station
2024年:第21回「花まつり」に出展

 

シモンの現代アート考察A

「ブランクーシ 本質を象る」を観て考えたこと

 

いま「ブランクーシ 本質を象る」をアーティゾン美術館で観て来て、とても良い感覚なので前回の続き「現代アート」について語ります。まず先月触れた現代アートの始祖と私が考えるマルセル・デュシャンよりコンスタンティン・ブランクーシの方が10歳年長だったけれど、写真家美術家のマン・レイが共通の友人だったから、面識はなくてもお互いの情報を持っていた可能性があるんじゃないかと思うな。そう考えるとアートの世界は狭いね。それで、ブランクーシは私が考える現代アート以前のアーティスト、会場で彼の洗練されたブランズ作品「レダ」等を眺めていると、理屈抜きに美しさが心に響いてきて心地良かったよ。こうした作品を観て言葉がならない感覚が宿るのが、本来のアートじゃないかと私は考えている。つまり、作品内にアーティストの心情があるかどうかなんだ。
ブランクーシの残した言葉に「神のように創造し、王のように指揮を執り、奴隷のように働け」があるけれど、これって「無から有を創造するためには、王のように自由自在に木金属石の素材を選び扱い、完璧を目指して自分はひたすら必死に働く」と言う作品制作に対する彼の姿勢だからこそ、作品になってもその心情が生き続けているのだと思う。そうした彼の生き様を考えると、最後は神のために作品制作をしたミケランジェロの姿が重なってしまう私です。

 

で、ブランクーシを観終わって頭を過ぎったのが、横浜で開催された現代アートの世界的フェアTOKYO GENDAI。大きなアートイベントへ行ったのはそれだけだけど、会場を巡った時の居心地悪さと違和感の意味が改めて分かった気がした。ブランクーシは素直に感動できたけれど、TOKYO GENDAIでは、私にしたら作品と言うよりインテリアでしかないのにアートとして観なければならないように強制されている感じを受けた。あと感性だけでは受け止められない、また言葉が必要な作品ばかりで一休さんの「とんち」が現代アートと同じ意味なのかとも考えた。とは言っても現代アートは大きな流れだから逆らえない気がするけれど、何かが違うと思いながら私もやっている。それが素直な気持ちです。

 

そんなことを考えている障がい者の私ですが、注目しているのが、NHK Eテレで放映される障がいのあるアーティストにスポットを当てた番組「no art,no life」。毎週楽しみに観ていますが、ひょっとするとこうしたアーティストの中から次代のアートシーンに影響を与える人が出てきそうな予感がします。

 

(取材・撮影 関幸貴)

*取材日:2024年7月6日

 

「政岡玄ちゃん音楽便り」第108回

2024年10年目の、全国一斉に七夕水辺で乾杯♪
今年は地元SUPホームの奥津湖パドリングフィールドでSUP乗りながら、“水辺で乾杯”しました。岡山県津山城から西大寺まで、吉井川を高瀬舟での舟運で水辺が活気づいてたようです♪

 

また、KIRINビール岡山工場では岡山県吉井川の水で出来上がってるのですよ。
(今回はノンアルコールで)
HPから全国の水辺を愛するみなさんが水辺で乾杯しているのがわかりますよ!
https://mizbedekanpai.mizbering.jp/kanpai/

 

そして! 少し延期になってましたが、約2年ぶりの世界243ヵ国音楽配信♪
から、なんと!! 約300カ国と、南極まで配信になりそうです。
北極は白くまさん達のすみかなのでありませんが(笑)、
8月中には開始になるようです♪

NEW 水辺MUSICアルバム
【MIZUBE W】 
1.水辺のいざない 
2.Sunny?
3.永遠の時を 
4.ボクとジイ  
5.Two of us
6.永遠にありがとう。

水辺に宿る生命の力に救われ歌に。突然倒れた父親の介護生活、横浜から地元岡山へ戻り恩返しの想い。おじいちゃんから戦争体験の話しなどを回想し、現代・そして未来へ世界平和の想いを水辺と共に歌に吹き込みました。
【政岡玄☆世界243ヶ国配信♪】(Apple music/Spotify/Line music等)
随時配信していきます♪
良かったら、一度聴いてみて下さい♪

Love&Peace♪

(文&写真提供・政岡玄)

 

 

 

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